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ボルゾイ
ボルゾイは日常生活の中で、静かで、バランスの取れた性格を有している。
ボルゾイ
ロシア
ボルゾイは大型で、細く引き締まり、しかもがっしりしていて、高貴さを感じさせる外見です。ボルゾイはごくわずかに胴体が引き伸ばされたような体躯で、牝は通常牡よりも胴体が長いです。ボルゾイは体躯構成と動きの調和が最も重要です。
■理想体高 牡:75~85cm 牝:68~78cm
牡においては、体高は尻の最高点から地面までの長さと等しいか、それより僅かに高い。牝においては、これらの体高は等しい。上限を越えている犬も、本犬種のよいタイプであれば、許容される。
牡においては、体高は尻の最高点から地面までの長さと等しいか、それより僅かに高い。牝においては、これらの体高は等しい。上限を越えている犬も、本犬種のよいタイプであれば、許容される。
ボルゾイは普段は静かで、バランスのとれた性格ですが、獲物を見つけると突然興奮します。
ボルゾイは毎日、能力を思い切り発揮できる運動をさせることが大切です。長めの散歩だけでもよいのですが、できれば散歩と合わせて、足場のよい所で全力疾走させてあげましょう。ボルゾイの被毛の手入れとしては、週に2~3回のブラッシングをおすすめします。ボルゾイは比較的、雄の被毛の方が多くなっています。ボルゾイは大量に毛が抜ける時もあるので、その際にはブラッシングの回数を増やしましょう。 ボルゾイは温暖な地域で飼う場合、温かい寝床としっかりした犬小屋さえあれば屋外飼育も可能です。ボルゾイは基本的には室内犬として飼い、時々庭で自由に動き回らせてあげるというのが理想的です。ボルゾイは汚れが気になったら、適温の蒸しタオルなどで拭きあげてから、先の手順で手入れを行うといいでしょう。
ボルゾイの頭部は長く、幅が狭く、横から見るとマズル(口先)もスカル(頭蓋骨)も長くて、わずかにアーチを描いていて、スカル(頭蓋骨)の頂きはほぼ平らか、あるいは、はっきりしたオクシパット(後頭部)に向かってわずかに傾斜しています。ボルゾイの頭部はたいへん上品で、薄い皮膚を通して大静脈が見えます。ボルゾイのストップ(両目の間のくぼみ)はごくわずかにわかる程度です。鼻は大きく、下顎に対してかなり突出していて、色はブラックです。ボルゾイの歯の咬み合わせはシザーズ・バイト(上の切歯の内側に下の切歯の外側が僅かに接する咬み合わせ)かピンサーズ・バイト(上下の切歯の端と端がきっちり咬み合う咬み合わせ)です。ボルゾイの目は大きく、斜めについていて、色はダーク・ヘーゼルかダーク・ブラウンです。ボルゾイの耳は小さく、しなやかで、頭部の後ろのほうについていて、両耳の先端は接近しているか、あるいは下方に向かって首に密着していますが、警戒時にはより高く上げられ、横または前方に向けて保持します。
ボルゾイの首は長く、筋肉質で、すっきりしていて、横から見るとわずかにアーチを描き、側面は平らです。
ボルゾイの背は幅広く、筋肉質で、弾力があります。ボルゾイの腰から尻にかけてカーブを描いていて、これは牡のほうが明瞭で、カーブの最も高い部分は第1か第2腰椎です。ボルゾイの胸は胸底が深くて、ほぼ肘の位置まで達していて、あばらは長く、わずかに張っています。ボルゾイの腹はよく巻き上がっていて、アンダーラインは腹部にいくに従い急に巻き上がります。
ボルゾイの尾は鎌やサーベルのような形をし、つけ根の位置が低く、細く、長く、豊富な被毛に覆われて、平静時には後肢の間に垂れています。ボルゾイは行動時には掲げられますが、背のラインを越えることはありません。
ボルゾイの前肢は、前脚は筋肉質で、すっきりしていて、前から見ると完全に真っすぐで、両脚は平行です。ボルゾイの肩は肩甲骨が長く、後方に傾斜しています。ボルゾイの上腕はほどよい傾斜で、肩甲骨との間に十分な角度を形成し、前腕は長く、横断面は楕円形です。ボルゾイのパスターン(手根関節と指の間)はわずかに傾斜しています。ボルゾイの後肢は後ろから見ると真っすぐで、両脚は平行です。ボルゾイの大腿は長く、筋肉が発達して、斜めについていて、下腿も長く、筋肉質です。膝関節と飛節(足首の関節)は幅広で、よく発達しています。ボルゾイのリア・パスターン(足首の関節と指の間)は長くはなく、ほぼ垂直です。ボルゾイの前・後肢とも足は引き締まり、幅が狭く、楕円形を引き伸ばしたようで指は隆起して、きつく握られていて、爪は長く、頑丈です。
ボルゾイの普段はむりのない、たいへんしなやかな歩様ですが、狩猟のときはたいへん速く、かなりの歩幅のあるギャロップ(駆け足)です。
ボルゾイの被毛はシルキーで、柔らかく、ウェーブしているか、短いカールになっています。頭部、耳、四肢の被毛は短くてボディに密着していて、肩甲骨や尻の被毛はより細いカールになっています。ボルゾイのあばらや大腿の被毛はより短く、フリンジやブリーチング、尾の飾り毛を形成する被毛はより長いです。ソリッドとパイドはどんな色でもよいです。ただしブルーとブラウンのソリッド、およびこの色をふくむ色調のものは許容されません。

